前回は入院することになった経緯を書きました。
今回は入院すると決まった時から、退院するまでを書きます。
これでインフルエンザで入院したはなしは完結します!
母親の病状
前回は娘の病状しか書けていませんでしたが、実は私もしっかりインフルエンザにかかってしまっていたのです。
娘が発病した次の日です。
ということは…、この入院することが決まった日なのです。
朝起きた時から頭痛と寒気。
熱を測ってみたら、案の定37.8℃。
寒気がしてるということはまだ上がるのだろうと、早めに近くの病院へ行きました。
インフルエンザの検査をしてもらうも、早すぎたみたいで陰性でした。
でも家族全員がインフルエンザA型だし、症状的にもインフルエンザの確率が非常に高いということで、特別にイナビルを処方していただきました。
そして薬も効ききらないその夜に、娘が血を吐き、入院することになったのです。
イナビルの他に、解熱剤やら咳止めやらも念のために貰っていました。
私はその薬たちだけを頼りに、入院生活を送ることになるのです。

患者は娘
娘にはさっそく点滴を繋がれました。
何も飲めない娘にとって、点滴は命綱です。
赤ちゃんだから動かしてしまうので、板の上に手を乗せて固定されている感じでした。
しかも何故か利き手と思われる右手に。笑
あくまで娘が患者で、私は付き添い。
ちなみにこの時、私は39℃ありました。
付き添いの役目はたった2つ。
赤ちゃんが(柵はあれど)ベッドから落ちたりしないように見守ることと、点滴を引き抜かないように監視することです。
私にも点滴とかニンニク注射的なやつとか打ってくれたら嬉しいな〜って、ずーーーっと思ってました。笑

せまりくる限界
1人用のベッドに添い寝するように言われました。
8ヶ月の赤ちゃんとはいえ、ベッドの中はめちゃくちゃ狭かったです。
しかも2人とも高熱です。
お互いの熱もあいまって、暑くて暑くて汗だくでした。
はじめての点滴、はじめての入院、はじめての高熱で、娘も必死だったのでしょう。
それはそれはグズりました。
咳で枯らした喉をつぶして泣く声を、今でも思い出します。
頑張って寝かしつけても3時間おきに看護士さんが熱を測りにくるし。
また寝たと思ったら点滴を変えに来る。
ありがたいんですよ、とっても。
入院して、お医者さんが側にいて、点滴から栄養も取れて、めちゃくちゃ安心なんですよ。
でも私も久しぶりの高熱でふらふら。
その状態で3時間おきの寝かしつけ。
心をちぎられるような娘の泣き声。
グズって寝ずに、抱っこしたまま次の看護師さんがきた時もありました。
一度だけです。
たまらなくなり、ナースコールを押してしまいました。
助けてくれと。
娘も寝ない、抱っこしないと泣く、まわりの病室の迷惑になる、私も寒気、ふしぶしの痛み、汗に震えに、もう限界だと。
やっと来てくれた看護師さんから一言。
「お母さんが頑張ってもらうしかないですね〜。」

でもこの時にふっ切れたのよね。
「母親は私しかいないんだ」って。
「私がなんとかしてやらなきゃ」って。
この時の母ちゃん、カッコよかったよ!
退院
インフルエンザは治ったと思っても急にぶり返すことがあるからと、念には念をで3日ほど入院して様子をみることに。
2日目には熱も下がり、少しずつ母乳もミルクも飲めるようになってきました。
3日目にはほとんど回復していましたが、離乳食だけは食べようとしませんでした。
3日目には退院の許可が出ていましたが、夫の仕事の関係もあり、4日目の午前中に退院することになりました。
入院中も娘に飲ませていたタミフルと、私の薬たちも、ちょうど4日目の朝でなくなりました。
薬がきれて大丈夫かな!?という不安はありましたが、娘は日に日に元気になってくれました。
一方、私はというと日に日に悪くなるばかり。笑
退院した日の夜に39.7℃を記録し、入院中の地獄の再来を危惧した私は、急遽実家へ帰る決断をしました。
この決断、大正解。笑
立ち上がることもままならないぐらいの熱にうなされました。
結局、ロキソニンで誤魔化しながら闘病すること約1週間。
やっと熱が下がり、残るは咳と鼻水だけという状況で、この記事を書いております。笑
皆さまもどうか、お気をつけくださいませ。
特に、乳児がいらっしゃる方々!
もうすでにしっかり対策されているとは思いますが、どうかお子さんを守ってあげてくださいね!!
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今でも忘れられないわ。
この時は絶望で、頭がおかしくなりそうだったわよ。